東証一部上場の株式会社トレジャー・ファクトリーは、2018年3月15日株式会社ゴルフキッズの株式62.5%を取得し、子会社化した事を明らかにしました。また同日同社の専務取締役である野坂淳氏が、佐藤忠志氏に代わりゴルフキッズの代表取締役へ就任致しました。
ゴルフキッズは1997年1月の設立ですから、20年以上におよぶ歴史を有し全国に21店舗を展開する、中古ゴルフ用品買取・販売会社です。
トレジャー・ファクトリーは以前より「トレファクスポーツ」の業態にて中古ゴルフ用品を取り扱っていましたが、今後ゴルフキッズのノウハウを活用・発展させる事で、この分野を新たなる同社の業態として展開して行く事になるものと思われます。
同社は1995年10月に「総合リサイクルショップ トレジャーファクトリー」として出発して以来、リサイクル市場を活性化させてきた訳ですが、この度本格的に中古ゴルフ用品市場へ参入した事になります。この分野へはゴルフ量販店なども既に参入してきており、今後激戦が予想されます。
同社では今後ゴルフキッズでの店舗展開及びインターネットの活用と、多様化したチャンネルにて取り扱いをボリュームアップさせて行く事になりますが、何処まで素早くゴルファーへ浸透させて行けるのかが、この度の買収劇の成否を占なう大きなポイントになるものと思われます。