2018年LPGAツアー開幕戦の『ダイキンオーキッドレディス』を制したのは、韓国のイ ミニョン選手でした。4日間大会の予定でしたが、大会3日目は天候不順の為に中止され、優勝争いは最終日に爆発力のある選手へ期待がかかりました。
2日目終了時点で4アンダーまでの12選手の中から、優勝者がでるのではないかと予想され、8アンダーで首位を走る鈴木愛選手を捉える事は、爆発力次第では充分に可能性が有りました。なぜならばピンポジション次第では、一日5~6アンダーを上位選手が出して来るからです。
この様な予想を見事に実践してくれたのは、2日目終了時点で5アンダー5位タイから、最終日をスタートしたイ ミニョン選手でした。同選手は最終日6アンダーをマークし、3日間トータル11アンダーにて、単独2位のユン チェヨン選手へ2打差をつけ優勝しました。
この様な彼女の活躍を陰で支えている、使用しているクラブは何なのか、自然と疑問が湧くのですが、契約先であるテーラーメイドゴルフ株式会社(以下テーラーメイド)より彼女の簡単なデータを入手しましたので、下記へ表記したいと思います。
イ ミニョン選手使用ギア | |
ドライバー | M2ドライバー(2017)9.5° |
フェアウェイW | M2 TOURフェアウェイウッド(2017)13.5° |
アイアン | P750 TOUR PROTO アイアン(#4~PW) |
ところで今大会を振り返り注目されたのは、他ならない諸見里しのぶ選手の活躍でした。3日間常に5位以内の上位戦線で戦い、ある意味復活ともとれる活躍でした。長い間肋軟骨痛とアレルギー症状に苦しみ、昨年はツアーへ復帰し23試合に出場するも、20試合で予選落ちと言う結果に終わっていました。
この度の試合で諸見里選手が使用したドライバーは、契約先であるテーラーメイドの『M4ドライバー』でした。同選手は様々な試打を繰り返し、初めて実践投入したのですが、好結果を残したと言えます。
テーラーメイド契約選手の快進撃が続きますが、今シーズン更に大きな話題を提供してくれそうです。明日からは第2戦『ヨコハマタイヤ PRGRレディス』が開幕します。見逃せない試合になりそうです。