「鳳凰ゴルフ倶楽部」は2月9日東京地裁へ民事再生を申立

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 群馬県太田市の「鳳凰ゴルフ倶楽部」を経営しております太田資源開発株式会社(代表取締役:大澤順)は、2018年2月9日東京地裁へ民事再生法の適用を申請しました。事件番号:東京地方裁判所平成30年(再)第2号

 同ゴルフ場は1973年9月に開場し、今年45周年を迎えようとしております。日常の集客を含めた営業ベースでは健闘しているものの、会員約5,760名が保有する預託金額約92億円は如何ともしがたく、近年会員による預託金償還請求が跡を絶たない状況でした。

 会員の預託金償還から端を発したこの度の法的整理ですが、債権者総数約5,902名に対する負債総額は約112億円です。即日同地裁より保全命令が発令されると共に、ゴルフ会員権の名義書換に付いても停止措置が講じられ、また会員へは本日同様の内容書面が発送されました。

 本件の申請代理人は、船橋茂紀、遠山光貴、西山彩乃の3弁護士(東京都千代田区丸の内_ノイエスト総合法律事務所:TEL03-5219-5634)です。また本日選任された監督委員は、綾克己弁護士(東京都千代田区大手町_ときわ法律事務所:TEL03-3271-5140)です。