香川県仲多度郡の「こんぴらレイクサイドゴルフ倶楽部」を経営する讃岐開発株式会社(代表取締役:東原隆行)は、2018年2月13日高松地裁丸亀支部より破産手続き開始を受け、文字通り破産業務手続きに入りました。
負債総額は債権者約170名に対して約14億8,000万円であり、破産管財人にはせんとう法律事務所(丸亀市大手町2-4-24_TEL0877-85-6070)の仙頭真希子弁護士が選任されました。
同破産会社関係者によれば、ゴルフ場として今後運営される見込みは無く、資産の劣化を防ぐ意味からも入札にかける事無く、既に換価作業が進行しているとしております。それはゴルフ場用地であり、ゴルフカートなどさまざまな機材を含むものです。
当該ゴルフ場は2012年に、民事再生法の適用と言う法的整理を行っており、この度は2度目となりました。さすがに2度目ともなれば再建のスキームを描きづらく、残された選択肢は、ゴルフ場解体と言う事での活用方法になったのだと思われます。
ちなみに前回の法的整理時、債権者への弁済率は30%でした。