レーザー距離計がシニアツアーで活躍

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 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、2017年シニアツアー開幕戦より、プレーヤーによる<レーザー距離計>の使用を解禁して来ました。その大きな目的はスムースな試合の流れを作り、観戦の為に来場したギャラリーへ、ストレスを与えないと言うものです。これは試合時間の短縮にもつながるのです。

 どの様なケースでこの<レーザー距離計>が、威力を発揮するのかと言えば、それはプレーヤーが曲げた時です。通常プロゴルファーは、自らからの打球がフェアウエーをキープし続ける限り、長年培ってきた距離感でクラブ選択は問題になりません。

 しかしながらプロがひとたび曲げた時、すなわち未知の領域からの距離は、歩測し直すよりはこの<レーザー距離計>に頼る事で、スムースな進行を可能に出来るのです。実際昨年の様々な試合で、この武器使用現場を目撃する事になりました。

 昨年一年間の<レーザー距離計>使用を振り返りPGAでは、スムースな試合運びが出来、時短に役立ったと総括しており、今年も又この使用を進めて行くとしております。今や試合の時短は世界的な傾向とも言え、その為には様々な創意工夫が求められています。

 ところでこの<レーザー距離計>をアマチュアが使用した場合、スロープレーヤーが続出するのでは無いかと言う懸念も一部ある様ですが、セルフプレーを主体にしたゴルフ場では、カートナビと共に必須アイテムとなって行くのでは無いでしょうか。