『日本プロゴルフ選手権』2018年はスポンサー無しの予定

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PGAロゴ.pngのサムネイル画像 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)の倉本会長は、12月5日定例理事会後、2018年に千葉県の房総カントリークラブで開催される『日本プロゴルフ選手権』の概要を明らかにしましたが、スポンサーはつかない方向で検討中であるとしました。

 同大会は1926年に創設され、途中戦争により一時休止する時期もありましたが、今年85回目を迎えると言う歴史のある公式戦です。2010年から今年までの8年間に渡り、日清食品ホールディングス株式会社の特別協賛を得て、『日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯』として開催されて来ました。

 今年の大会は賞金総額1億5,000万円優勝賞金3,000万円というビッグなものでしたが、来年スポンサーがつかないと言う事はこれらの費用がPGAの丸抱えにもなり、赤字も当然想定される事になります。この点に付いて倉本会長は「PGAがリスクを取る覚悟がある」としつつも、「赤字にさせない秘策もある」として自信をのぞかせました。

 秘策に付いて現時点で明らかにする事は出来ないとして詳細は不明ですが、「私が会長を続ける限り2020年の日光までは、公益社団の本質を逸脱した様な事にはならない」と、力強く語りました。詳細は2018年3月の総会時に、今以上の内容がはっきりするものと思われ、倉本会長の手腕に期待せずにはおれませんが、ある意味新しいトーナメントモデルが出来上がるのかも知れません。