シニア賞金王の行方は『富士フィルム選手権』がカギを握る

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富士フィルムロゴ.jpg 日本シニアツアーも残すところ3試合となり、賞金王の行方が気になるところですが、それを決定づける大会が今週の11月2日より開催される『富士フィルム シニア チャンピオンシップ』(略称:富士フィルム選手権)だと言えます。

 現在賞金レース首位のP マークセン選手は、2位の米山剛選手に対し約2,000万円の差をつけ独走状態です。もしマークセン選手が富士フィルム選手権に優勝した場合、優勝賞金1,400万円をプラスして獲得総金額は約6,900万円になります。

 この場合もし米山選手が富士フィルム選手権で10位以内へ入れず残り2試合に連続優勝したとしても、獲得賞金総額は約5,800万円であり到底マークセン選手に追いつく事は出来ませんので、マークセン選手が残り2試合を欠場したとしても、賞金王はゆるぎないものとなります。

 この様な状況から富士フィルム選手権は、2017日本シニアツアー賞金王を占なう重要な試金石となります。この大会は千葉県のザ・カントリークラブ・ジャパンを舞台に、69名の選手で戦われ予選落ちは有りません。この事から各選手は初日より積極的にバーディを狙って、攻めて行くものと思われます。

 ザ・カントリークラブ・ジャパンで開催される本大会は今年7回目を迎えますが、昨年を除き優勝者は2ケタアンダーのスコアを出しております。1日平均4アンダーを出す事が、一つの目安になるものと思われます。果たしてどの選手がこのノルマを達成し、賞金王レースを盛り上げて行くのでしょうか。

 富士フィルムホールディングス株式会社主催による『富士フィルム シニア チャンピオンシップ』は明日2日に開幕します。