『全米女子プロゴルフ協会公式戦 TOTOジャパンクラシック』2017が、11月3日(金)~5日(日)までの3日間、茨城県の太平洋クラブ美野里コースを舞台に開催されます。TOTO株式会社と株式会社毎日放送更にはスポーツニッポン新聞社主催による本大会は、日本で開催される唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦です。
今大会は日米両ツアーから総勢78名の選手が、参戦し予選落ちは有りません。参加選手の内訳は、アメリカ側が9月17日に終了した<エビアン選手権>までで確定した賞金ランキング上位43位まで、そして日本側は10月15日に終了した<富士通レディース>までで確定した賞金ランキング上位35名です。
本大会の賞金総額は150万ドル(1億6,500万円)、優勝賞金は22万5,000ドル(2,475万円)です。大変ビッグな大会になっていますが、この賞金以上に日本人選手にとって魅力的なのが、この大会で優勝した場合、来季のUSLPGAツアー出場権を得られる事です。
1年間フルにアメリカ女子ツアーの舞台で戦いたいと考えている選手の第一人者は、やはり何と言っても畑岡奈紗選手が代表格と言えるのでは無いでしょうか。同選手は昨年2016年に行われたUSLPGAのファイナルQTに於いて14位タイに入り、今年2017年ツアー20戦を転戦して来ました。その結果は1試合を棄権し、11試合で予選落ちとなってしまいました。
今年の苦い経験を糧に来季の飛躍を熱望する同選手に対し、今年の<日本女子オープン>に於ける戦いぶりを見て、誰一人として否定的な見解を述べないのではないでしょうか。ホームグランドへUSLPGAツアー公式戦を迎え、日本の多くのゴルフファンが、畑岡選手の活躍に注目しております。