安倍首相とトランプ大統領のゴルフに松山選手が同伴準備万端

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 2017年11月5日埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部に於いて、安倍首相とアメリカのトランプ大統領によるゴルフが計画されております。これは今年2月に安倍首相がトランプ大統領を訪問した折に、フロリダ州にあるトランプ大統領所有のゴルフ場へ招かれラウンドしており、今回はその外交儀礼上の返礼とも言えるものです。

 2月11日に両首脳が<トランプナショナルゴルフクラブ ジュピター>で18ホールをラウンドした折には、世界的トッププレーヤーのアーニー エルスさんが同伴しました。今回日本を公式訪問するトランプ大統領を迎え入れるに当たり同伴するのは、PGA TOURで活躍中の松山英樹選手です。

 松山選手側はゴルフ外交の詳細を知らされていないものの、政府側からの指示が有り次第対応出来る状態であり、その様に政府側からの問い合わせに回答しているとの事です。日本のゴルフ外交に松山選手が一役買う事になる訳ですが、松山選手にとってもプロゴルファーとして大変名誉な事だと言えます。

 ゴルフはコミュニケーションツールとしての役割が広く認識されており、日米外交に於いても上手に活用されて来ている様に思われます。振り返れば安倍首相の祖父にあたる岸信介元首相が、1957年に当時のアイゼンハワー大統領とゴルフを楽しみ、親密度を増した事はつとに有名な話となっております。

 この度のゴルフは外交安全上の問題から、細かい情報が政府サイドから明らかにされていません。しかしながら世界的に活躍する松山選手の話題は、男子ゴルフツアーのテレビ視聴率が伸び悩むなどの話がある中、少しでも日本のゴルフ界を明るくする材料に他ならず、ゴルフへの関心が少しでも高まる事を期待せずにはおれません。