2017年8月21日一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(以下LPGA)は、東京都内に於いて『第50回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』本年開催の概要を発表致しました。今年はLPGA創立50周年を記念する年であると共に、本大会も50回の節目となります。この大会の歴史は、LPGAの歴史とも言えます。
概要説明に登壇したLPGA会長の小林浩美氏は、今大会には3つの大きなテーマを持たせているとし、その1つは東日本大震災からの復興支援であり、2つ目はアジアで最高のメジャー大会へ高めて行く事であり、3つめはゴルフの普及拡大に寄与する事だとしました。
このコンセプトを基に様々な対策が、計画され実施されようとしております。今年開催コースとなる安比高原ゴルフクラブ(6,640ヤード_パー71)では、過去7回LPGAツアーの会場となって来ました。しかしながら同メジャー大会が岩手県で開催されるのは、LPGA50年の歴史で初めての事であり、これは5年前から計画され実現に至ったのです。
賞金総額は今年6,000万円増額され2億円(優勝賞金3,600万円)となり、LPGAツアー史上最高額となりました。これはアジアでも数少ないビッグなトーナメントと言え、海外の多くの人々に関心をもってもらう為、大会情報を英語でも発信して行くとしております。この英語版WEBサイトは、海外からのゴルフを取り入れた旅行客対策でもあり、ゴルフの普及拡大策の一環でもあるとしております。
ディフェンディングチャンピオンとして登壇した鈴木愛選手(23=セールスフォース)は、自身スロースターターであり4日間大会は大変向いており、キャリア5勝の内この試合で2勝している事は運命を感じる、と述べ自信をのぞかせました。大会50年の歴史で連覇は樋口久子氏以外に無く、鈴木選手は2人目の達成者を目指します。
9月7日予選ラウンド第一日目が始まります。間もなくです。