オリックス・ゴルフ・マネジメント(株)_(以下OGM)が運営する三重県伊勢市の富士OGMエクセレントクラブ伊勢二見コースに於いて、昨年の10月より工事が行われていたソーラー発電所が、2017年3月31日完成し即日売電が開始されました。
当該ゴルフ場の余剰地へソーラーパネル3,000枚を敷き詰めた発電所は、最大出力810Kw年間の予想発電量を約89万KWhとしており、これは一般家庭約250世帯分の年間消費量に相当します。
OGMでは既に2013年12月栃木県のディアレイク・カントリー倶楽部に於いて、又2014年9月に滋賀県大津市の比良ゴルフ倶楽部に於いて、ソーラー発電所を立ち上げておりますので、当該発電所は3番目と言う事に成ります。OGMでは収益機会の多様化と言う観点から、今後も条件次第で取り組む予定としており、現在工事中の島根県のいづも大社カントリークラブに於ける発電所は、2017年12月に完成予定です。
一口にゴルフ場に於けるソーラー発電所と言っても様々な形態が有り、単にゴルフ場の遊休地をソーラー事業者へ貸し出す事により、大きなリスクをとる事無く年間賃料を受け取るスタイルも有ります。この度のOGMによるソーラー発電所は、オリックスグループの総力にて仕上げており、そして自社運営しております。
当該発電所は事業取り組みが早かった事も有り、売電価格も2017年現在の様な安価な状態では無いと思われ、初期投資資金の回収も遠い将来の事では無さそうです。