公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、2017年4月10日都内に於いて4月度定例理事会を開催しました。倉本会長はその後の記者会見で『ゴルフスタジアム』問題が、当該理事会にて話し合われた事を明らかにしました。
基本的には会員個々と第三者との契約問題に付いて、PGAが組織として関わって行く事には無理が有り、干渉出来るものでは無いとしました。しかしながら会員の経済的な破綻は、資格停止にまで及ぶ事でもあり、何らかしら支援出来る方策は無いものか、模索しているとの事でした。
尚、会員からの情報として次の様な内容を、倉本会長は明らかにしました。(株)ゴルフスタジアム(以下GS社)が(スイング診断ソフト_モーションアナライザー)を販売しだした初期に導入した会員に於いては、GS社より滞りなく支払いが続いていたが、買い替えを行ってから今回の様な事態になってしまった、との声が協会内に届いているとしております。
話は若干横道にそれてしまいますが、今回の問題で良く話題に出てくる内容として、信販会社による審査がほとんど無い状態で、レッスンプロなどへソフト購入費用が融資された、と言われている点です。これが事実で有るとするならば、信販会社はどの様なリスクヘッジをもって融資したのでしょうか。
この点は事件のカギを握る問題でもあり、大いに解明されなければならないと、言えるのではないでしょうか。