石川遼選手は今シーズン残り8試合でシード権獲得なるか?

  • 投稿日:
  • by

 USPGAツアー・RBC Heritage(2017年4月13日から16日)の予選2日目、石川遼選手のゴルフは出入りが激しく、イーグルも有ればダボも2つ有り、上がって見れば5オーバーの76でした。2日間合計4オーバーで残念ながら予選落ちとなってしまいました。

 この試合へはJGTO開幕戦をスキップして、参戦している日本の池田、谷原2選手がいます。池田選手は1アンダー・63位タイ、谷原選手は5アンダーの16位タイにて決勝ラウンドへ進出しました。

 石川選手は今シーズンUSPGAツアーの公傷制度を利用して参戦しているのですが、20試合への出場資格が有り、シード権を獲得する為には、賞金で65万5,778ドルか或いはFedEx Cupで、399ポイントを獲得する必要が有ります。石川選手は既に12試合を消化しているのですが、結果は下記の通りです。

  出場試合 結果 FedXCup合計
1 CIMB Classic 10位タイ 62
2 Shriners Hospitals CUT 62
3 OHL Classic 50位タイ 70
4 CareerBuilder Challenge 50位タイ 77
5 Farmers Insurance Open 20位タイ 115
6 Phoenix Open CUT 115
7 Genesis Open CUT 115
8 The Honda Classic 37位タイ 131
9 Valspar Championship 69位タイ 135
10 Puerto Rico Open CUT 135
11 Shell Houston Open CUT 135
12 RBC Heritage CUT 135

 8試合を残す中で、数字的には厳しい状況です。今後石川選手が獲得しなければならないFedXCupポイントは264ですが、今後1試合でも優勝争いに絡み、残り試合に於ける予選落ちが少なければ、達成可能では無いでしょうか。

 しかしながらスコア的には、大きな闇の中へ迷い込んでしまった様な現在の石川選手に、優勝争いは可能なのでしょうか。ツアー初優勝を目指す石川選手に、長いトンネルから抜け出し、輝きを解き放して欲しいとは、ゴルフファンの切なる願いだと言えます。