2017年4月6日より開幕した第81回マスターズトーナメント2017は、セルヒオ・ガルシア選手の優勝で現地時間9日の7:40PM頃(日本時間10日8:40AM頃)に幕を閉じました。自身マスターズ初優勝ですが、スペイン人としてはセべ、オラサバルに続く3人目と成りました。又この最終日はきしくも、54歳の若さで亡くなったスペインの英雄セべの誕生日でした。
トーナメント最終日、勝者を決める戦いはジャスティン・ローズ(イングランド)選手と、セルヒオ・ガルシア(スペイン)選手の一騎打ちに成りました。一進一退の攻防を繰り広げながら、共に9アンダーでホールアウトした両者は、プレーオフへ突入しました。どちらが勝っても初優勝と言う事でしたが、プレーオフ1ホール目でボギーとしたローズ選手に対して、ガルシア選手はバーディとし勝負に決着がつきました。
日本からの期待を一身に背負った松山英樹選手(25=LEXUS)は、最終日に3日目のストレスを発散した様な7バディー2ボギーの67で上がり、トータル1アンダー・11位タイでホールアウトしました。振り返るに3日目18番ホールのダブルボギーは、返す返すも残念ですが、応援する側にとっては、来年につながる同選手の活躍だったと言えます。
その他日本人選手の活躍は、池田勇太選手が予選2日間合計7オーバー・54位タイ、更に谷原秀人選手は12オーバー・84位タイにて、残念ながら共に予選落ちとなってしまいました。ちなみに今大会賞金ですが、ゴルフダイジェスト・オンラインは、賞金総額1,100万ドル優勝賞金198万ドル(約2億1,978万円)と伝えております。