群馬県渋川市は2017年1月中に、渋川市民ゴルフ場のクラブハウス及び施設管理棟などを、約1億円にて買い取る予定との事です。その経費に付いては昨年2016年12月、市の補正予算に計上しており、今月の議会に於ける承認をもって取得する計画です。
当該ゴルフ場はいわゆる河川敷ゴルフ場で、9ホールコースでしたが、昨年11月にすでに閉鎖されておりました。年間の利用者は多い時で約2万人、少ない時には約15,000人でした。ハーフのみのコースと言えども、やはり利用者が少なく利益が上がらない現状は如何ともしがたく、第三セクター方式であるが故に出資者である市が取得する事になったのです。
市側ではゴルフ場としての活用に活路を見出だす事は困難で有り、多目的芝生広場や軽スポーツ広場として活用して行く方針の様です。
当該ゴルフ場の面積は23万8,000平方メートル有り、その内市有地が約760平方メートル、民有地が18万5,000平方メートル、河川部約5万2,000平方メートルとなっております。過去20年間で台風時に1_2度冠水した事が有る様ですが、リスクとしては小さく、それよりも市民が有効利用出来る側面を重視したとしております。