茨城県の筑波東急ゴルフクラブでは、2012年8月よりバミューダグラスの一種であるティフドワーフを採用し、今年で5年目になります。
当該ゴルフ場では2グリーンを採用しておりますので、ティフドワーフはサブグリーンへ採用しており、今年も8月初旬より使用開始しておりましたが、10月初旬にはメインのベントグリーンを使用開始した事もあり、本年の役割を終えた様です。
バミューダグラスの役割は、酷暑対策として位置づけられているのですが、関東エリアに於いても採用するゴルフ場が増えており、当該ゴルフ場も含めて9ヶ所を数える事が出来る程になりました。1グリーンのゴルフ場では、第4世代の芝種を採用するケースが多くなってきておりますが、2グリーンの特性を活かした場合、バミューダの選択肢もある事が、次第にグリーンキーパーの間でも認識されだして来ていると言えます。
上記写真は9月初旬に於ける、当該ゴルフ場でのサンプリングです。使用しだした8月初旬、ビジタープレーヤーからはボールの転がりが遅い様に思う、との意見も有ったとの事です。しかしその後は、管理スタッフの努力もあり、その様なお話を聞く事は無かった様です。
当該ゴルフ場のグリーンキーパーによれば、日陰と日照不足がダメージに成り易いとの事ですが、暖地型芝種にもそれなりに弱点があるのだと言えます。