2016年9月25日全米ゴルフ協会(USGA)は、Arnold Palmer(アーノルド・パーマー)氏が亡くなった事を、(Legendary Golfer Arnold Palmer Dies at 87)とWEBサイトのホームページで伝えております。
同氏は先週よりペンシルベニア州ピッッバーグにある病院へ検査入院していたとの事ですが、2016年9月25日に帰らぬ人になってしまいました。同氏は1929年9月10日生まれですから、87歳の誕生日を迎えたばかりでした。同氏のプロゴルファーとしての簡単な戦績は、下記の通りです。
プロ勝利数 | 95 |
PGAツアー勝利数 | 62(歴代5位) |
マスターズ優勝 | 4回(1958年、1960年、1962年、1964年) |
全米オープン優勝 | 1回(1960年) |
全英オープン優勝 | 2回(1961年、1962年) |
初優勝 | 1955年カナディアン・オープン |
賞金王 | 4度(1958年、1960年、1962年、1963年) |
IMGの創業者とも言われるマーク・マコーマック氏は、パーマーや二クラウスそしてプレーヤーの3選手をビッグスリーと命名して、1960年代のゴルフ業界を多いに盛り上げました。そしてこの3選手による活躍が有ってゴルフ業界は、ビジネスとしての礎が築かれたと言っても過言では有りません。
事パーマー氏のゴルフビジネスを象徴する一つとして、トレードマークのカラフルな傘の絵をワンポイントとした商品が有名で、そのブランド化に大成功したと言えます。日本に於いても1970年代、このマークをつけた靴下やポロシャツは、多くの人達が身につけていました。当然ゴルフと無縁の様な人達もです。
パーマー氏が亡くなった事に関し、二クラウスやタイガーそしてノーマンなど多くの人々が、哀悼の意を述べています。日本に於いても一般社団法人日本ゴルフツアー機構の青木功会長は、9月25日下記のコメント(点線内)を配信しております。
自分にとってアーニーは、攻撃的なプレースタイルで、また一人の人間としても兄のように慕ってましたし憧れの存在でした。今回の訃報を聞きとても寂しいし、悲しい。
今年のマスターズで会ったのが最後になってしまいましたが、その時はとても元気そうだったのに、残念でなりません。
ゴルフ業界に大きな足跡を残したパーマー氏、2016年9月25日は一つの巨星が消えた日となりました。