ナイキインクは日本時間2016年8月4日に、「ナイキゴルフの持続可能かつ利益を伴う成長を実現」_(ダリック・アシュフォード社長)する為、ゴルフクラブとボール及びバッグを含むエクイップメントビジネスから、撤退する事を明らかにしました。2002年1月にタイガー・ウッズ使用クラブとして、ギア市場へ参入してきたナイキですが、14年間の歴史に幕を閉じる事になりました。
今後同社のゴルフ事業は、シューズとアパレルに特化していく事になりますが、ナイキブランドのトレバー・エドワーズ社長は、「私たちがゴルフアパレルとフットウエアにおける確固としたリーダーの地位を築くため、彼らをはじめとする偉大なアスリートたちがビジネスにもたらしてくれる勢いをさらに加速させていく予定」としております。
今後は契約プロであるタイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ、ミッシェル・ウィーなど、同社の顔とも言える大物選手の動向が、気になるところです。契約金の問題も含め、他メーカーによる激しい争奪戦が、予想されます。尚、日本人の契約プロは、2016年8月現在で下記の選手です。
- 薗田 峻輔
- 伊藤 誠道
- 時松 隆光
- 葭葉 ルミ