米ツアーを転戦中の松山英樹選手に対して、一般社団法人日本ゴルフツアー機構(以下JGTO_青木会長)は、2016年6月27日開催の理事会に於いて、年間5試合出場義務を特例で解除する事を決めました。既に同選手より制裁金として納められている80万円に付いても、返還する事に成りました。
これに対して松山選手は、特例ではなく規約の改定が必要と考えている様で、この措置により即JGTOのツアーメンバーへ復帰するかは、微妙な状況です。
規約の改定にはJGTO社員総会を持って決議される必要が有り、今後この改定へ向けた臨時総会の動きが8月に無ければ、ツアー終了後の定時総会が一つの焦点になるものと思われます。又この度の理事会に於いては、公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA_倉本会長)のロゴを無期限で使用出来る事、PGAから貸与された事も報告され承認されたとしております。
JGTO_青木会長とPGA_倉本会長の両輪によるプロゴルフ界の改革が、徐々にそして確実に進んでいます。