野村敏京選手初優勝_ISPSハンダ・オーストラリア女子オープン

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 2016年2月18日より21日までの4日間、オーストラリアのグランジェGCウエストコースで開催されておりました米国女子ツアー_ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンに於いて、日本人選手の野村敏京選手が米国女子ツアー初優勝を飾りました。

 野村選手は初日3アンダーで10位タイ、2日目4アンダーで3位タイにて予選を通過し、3日目は2アンダー・トータル9アンダーとして首位タイにて最終日を迎えました。最終日は7アンダーとして、決勝日に残った全選手の中で最高のスコアをたたき出し、5アンダーで猛追して来たリディア・コ選手に3打差をつけて、トータル16アンダーで見事米国ツアー初優勝となりました。

 日本人選手は全員で8名が参戦したのですが、宮里美香42位タイ、永井花奈47位タイ、酒井美紀54位タイと言う結果になり、残念ながら上原、横峯、小貫の3選手とアマチュアの岩崎美紀さんの4名は予選落ちとなってしまっておりました。

 野村敏京(ノムラ ハルキョウ)選手は、1992年生まれの23歳です。5歳で母の母国である韓国に渡り、10歳からゴルフに取り組み始めました。高校卒業までは韓国で過ごすのですが、2007年には日本ジュニアゴルフ選手権競技女子12~14歳の部で優勝しております。

 2010年にUSLPGAツアーQTで40位タイとなりプロ入りし、2011年4月には米国下部ツアー・「デイトナビーチインビテーショナル」でプロ転向後に初優勝しており、更に同年5月に日本女子ツアー_中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンで日本女子ツアー初優勝しておりました。この年同選手は、日本国籍を取得しました。

 そして2015年に招待選手として出場した韓国女子ツアーのハンファ金融クラシックで、同選手は3勝目をあげております。今回の優勝で野村選手にとっては、プロキャリア通算4勝目となりました。海外に於ける日本人選手の活躍が、目覚しくなって来ました。益々日本人選手から、目が離せない状況です。