2016年2月19日2016ゴルフ市場活性化セミナーが、東京有明の東京ビッグサイトに於いて開催されました。これは委員会構成6団体_(日本ゴルフ場経営者協会、日本パブリックゴルフ協会、全日本ゴルフ練習場連盟、日本ゴルフ用品協会、日本ゴルフ協会、日本ゴルフジャーナリスト協会)主催によるものです。
経産省の落合成人氏の来賓挨拶に始まり、第一部、第二部と進行し、貴重な情報が報告されました。13時20分より15時20分までの2時間に渡ったセミナーですが、特徴的な内容は下記の通りです。一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会・筆頭副理事長_手塚寛氏による(ゴルフ界の現状と提案)に於いては、次の様な報告がされました。
- 会員制倶楽部の入会者の変化_(会員権価格が下落した事も有り、入会主体が法人から個人へ移行してきた。)
- 会員制倶楽部の入会目的の変化_(会員制倶楽部の会員に成る事が、ステイタスや或いは投機目的であった状況から、健康維持であったり仲間づくりへと変化して来ている。)
- プレー目的の変化_(社用目的や競技志向から、家族や友人と楽しむレジャー感覚のゴルフへと変化してきている。)
更に武蔵野美術大学身体運動文化・准教授の北徹朗氏からは、PGAやNGKへの要望として(ゴルフエチケットの指標・教本を共同開発出来ないか)との提案が有りました。
現在スポーツに関する書籍の中で、ゴルフに関するものが非常に多いにも関わらず、大学教育などで使用出来るものが、ほとんど無いのが現実との事です。ゴルフ界が欠如していた部分へ光を当てる様な内容で有り、大変貴重な方向性を示すもので有ったと言えます。
紙面の関係からこの辺で終わりたいと考えますが、内容が豊富で朝のコラムでは伝えきれないものでした。是非次回は多くの方にご参加頂けないものかと思う、有意義なセミナーだったと言えます。