一般社団法人日本ゴルフツアー機構(以下JGTO)の今年2016年に於ける試合数は、26試合開催と言う事に成りますが、会長である海老沢勝二氏は2012年の就任時以来、JGTOによる放映権料獲得を大きな目標に掲げており、そして今年その実績として7試合を上げる事が出来ます。海老沢氏が会長へ就任以前のJGTOへの放映権料は、ほとんど無い様な状態だったとの事です。
ではJGTOの運営資金は、どの様に賄われているのでしょうか?それはトーナメント主催者より1試合に付き1,000万円を出してもらい、そして選手の賞金をカットして、その二つを主要な資金源として、運営されているのです。
既存のトーナメントに於いては、放映権料を含めたシステム変更が厳しい様で、新規のトーナメントより獲得出来る様働きかけているとの事です。海老沢体制になってから新規獲得第一号は「ダンロップ・スリクソン福島オープン」ですが、試合数の増加無しに実績は上がっていきませんので、如何に魅力ある試合を提供出来るかが、大きなポイントになってくるものと思われます。