「(一社)日本ゴルフ場経営者協会が取り組んでいる課題」_投稿

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 2015年12月4日一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会様より、現在同協会が取り組んでいる課題について、原稿用紙一枚ほどで簡単にまとめて頂きましたので、全文掲載させて頂きます。下記点線内がその内容ですが、改行に付いてはWEBのスペースと、読み易さを考慮して任意に変更させて頂きました。


一般社団法人日本ゴルフ場協会は、基本的に次の3課題に取り組んでいる。

  • 第1の課題はゴルフ人口の拡大
  • 第2の課題は経営コストの削減 単なるコスト削減に加えて、税制問題等も含む
  • 第3の課題は喉に引っ掛かった魚の骨とも言える預託金の償還問題だ。

今回は、第2課題の経営コストの削減として取り組んでいる新電力への電力契約に触れてみることにする。ゴルフ場の経営コスト削減は、全て行ったと言う人が時々いる。しかし、小まめに拾っていくとまだまだ出来ることがあり、その一つが電力契約を新電力に切り替えることだ。

ゴルフ場の電気使用の特徴は、プレー終了時間帯である午後2時から4時頃に最大使用電力量を記録するため、この最大電気使用量デマンドが前1年間で最も多い30分間が契約電気料となってしまうことだ。このデマンド値をいかに低くするかがポイントであるが、顧客サービスを考えると節電にも限界がある。

したがって、一日の最大電気使用量と最低使用量の差が大きいほど、電気料金の仕組みから新電力への切換え効果が大きいことが判明した。電気契約の自由化により、多くの企業が新電力事業に参入している。どの会社を選択するかも重要なポイントである。