富士カントリー笠間倶部楽は1月1日より名義書換料改定

  • 投稿日:
  • by

 茨城県の富士カントリー笠間倶楽部は、2016年1月1日より、会員権の名義書換料を改定致します。これは2015年11月に開催された理事会での決議事項ですが、現在行われている名義書換料減額キャンペーンの内容を、踏襲する形で改定に成ります。現行税別60万円から半額の税別30万円へ改定される事に成るのですが、減額に関しては以前より懸案事項となっていたとの事で、ついにこの度の英断となったのです。

 この決断に至った背景には、2012年から一時的中断も含めて継続されて来た名義書換料減額キャンペーンが、大きな成果をもたらした点を挙げられます。このキャンペーンの経過を振り返ってみるならば、それは下記の通りです。

  • 2012年05月01日~同年11月30日までの7ヶ月間
  • 2013年03月01日~同年11月30日までの9ヶ月間
  • 2014年01月01日~同年12月31日までの1年間
  • 2015年01月01日~同年12月31日までの1年間

 ここ1~2年は、年間の名義書換件数がおよそ100件有る、或いは達成出来そうな状況との事で、多い月には10件ほど有る様です。この事が年間の収益目標をも明るいものとするのみならず、新規会員となられた方によるゲスト同伴は、何ものにも代えがたい恩恵であると、クラブでも実感している様です。

 同ゴルフ場は常磐自動車道・水戸ICより至近のアクセスであり、コース素材も良く、恵まれた環境下にあったのですが、会員権価格と比べて割高感のあった名義書換料が足かせとなり、会員権市場では需給バランスが崩れておりました。圧倒的に売り案件が、多かったのです。

 結果として売れれば良しとしなければならない状況がしばらく続き、価格は数万円代で推移していました。2003年5月に税別100万円の名義書換料が税別60万円へ減額されたのですが、少なくともこの時点で税別30万円への決断が欲しかったと言えます。遅きに失した感は拭えないとは言え、この度の改定が好影響となり、新規会員が更に増える事を期待したいものです。