第54回日本プロゴルフシニア選手権大会は室田淳選手が優勝

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 茨城県石岡市のサミットゴルフクラブを舞台にして、10月8日から11日までの4日間開催された第54回日本プロゴルフシニア選手権大会は、鉄人・室田淳選手が優勝致しました。室田選手は既に2005年の第44回大会、2009年の第48回大会、2012年の第51回大会と3勝しておりましたので、この度の優勝で4勝目と成り優勝賞金1,000万円を獲得致しました。

 初日から大きな天候の崩れも無く迎えた最終日ですが、朝の内は若干小雨交じりで不安の残るところと成りましたが、コースコンディションは非常に良かったと言えます。キーパーをはじめとしたコース管理の方々の頑張りが伝わって来る様でした。

 室田選手は初日4アンダーで首位タイ、二日目は3アンダー・トータル7アンダーで単独首位、3日目は5アンダー・トータル12アンダーで2位タイの奥田靖己、尾崎直道両選手に3打差をつけて単独首位、そして最終日は4アンダー・トータル16アンダーとして、終始首位を守り続け完全優勝をなし遂げたのです。室田選手の危なげない安定したゴルフは、他の選手からすれば諦めにも近いものを、感じさせるものでした。

 今大会の正式名称は「第54回 日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ」です。主催は公益社団法人日本プロゴルフ協会、協力はサミットゴルフクラブと茨城新聞社、特別協賛として住友商事株式会社とヤサト興産株式会社と言う陣容でした。

 今大会4日間を通じてのギャラリー総数は、協会発表データで3,336人でしたが、何とも寂しい数字でした。