『第48回 日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯』の優勝者は、台湾のテレサ・ルー選手でした。同選手はこの優勝で、メジャー通算3勝を達成しました。過去2勝とは、1.2014年日本女子オープンゴルフ選手権競技、2.2014年LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップです。
同選手はこの度の優勝賞金2,520万円を加算すると、獲得賞金額合計が114,248,200円となり、現在賞金トップを走っているイ ボミ選手に次ぐ2位となり、今後の活躍次第では賞金王をも狙える位置と成りました。
初日
台風の影響が心配されたものの、天候には恵まれた初日でした。しかし風が強く多くの選手を悩ませ、参加選手130名の中でアンダーパーは9名で、単独トップに立ったのは4アンダーで服部真夕選手でした。
2日目
前日首位の服部選手は、スコアを一つ落とし3アンダー・6位タイへ後退したのですが、入れ替わる様にこの日首位へ躍り出たのは、初日3アンダー・2位タイの吉田弓美子選手で、二日目3アンダー・トータル6アンダーと言う内容でした。
予選カットラインは6オーバーで、53位タイまでの61選手が決勝へ進みました。昨年度本大会優勝者の鈴木愛選手は、10オーバー・86位タイで予選落ちとなってしまいました。
3日目
この日大きくジャンプアップしたのは、上田桃子選手でした。二日目2オーバー24位タイからスタートした同選手は、8アンダーと言う驚異的スコアで一挙に首位タイへ上りつめたのです。
二日目首位でスタートした吉田選手は、9オーバー・81と言うスコアでトータル3オーバー・24位タイへ急降下してしまいました。この日上田選手と共に首位タイに立ったのは、テレサ・ルー選手です。常に安定したゴルフを展開しており、最終日に向けて不気味な存在だと言えます。
最終日
優勝はテレサ・ルー選手でした。前日首位タイの上田桃子選手が1オーバーとスコアを落とす中で、テレサ選手は1アンダーとしてトータル7アンダーで優勝しました。
今大会4日間を通じてアンダーパーは、決勝ラウンドに残った61選手の中で9選手でした。如何にメジャーのコースセッティングが、厳しいかがわかります。