茨城県の鷹彦スリーカントリーを、2015年6月30日に(株)ノザワワールドが、破産管財人より取得致しました。同社では既に茨城県の城里ゴルフ倶楽部と、栃木県のニュー・セントアンドリュースゴルフクラブ・ジャパンの2コースを傘下におさめており、同コースで3コース目と成りました。
7月1日からは改修工事の為にコースをクローズして、18日からプレオープンするとの事です。その後更にクラブハウス関係の改装を行い、本格的な開場は10月1日を目標としている様です。
この度の事業譲渡に至るまでの期間は、約3ヶ月間でした。迅速と言えば迅速なのですが、迅速にしなければゴルフ場として再建する事も、難しかったのかもしれません。ゴルフ場再建に当り様々な事業体へ声がかかるものの、もろ手を挙げて臨もうとする買い手は無かった様です。野澤氏が手を挙げるまでは。
やはり大きなネックは、コースの素材云々より、アクセスに尽きると言えます。この点に対する解答が見つからない事が、多くの事業経営者を躊躇させてしまった大きな要因だったのではないでしょうか。この点に対する改善策をどの様に見せてくれるのか、(株)ノザワワールド社長野澤氏の手腕の見せ所と言えます。
尚、7月18日以降コース名を、「袋田の滝カントリークラブ大子コース」と変更して、再出発するとの事です。