2015年度日本アマチュアゴルフ選手権競技優勝は金谷拓実選手

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 2015年度(第100回)日本アマチュアゴルフ選手権競技は、2015年7月13日(月)に決勝戦が行われ、広島国際学院高等学校2年の、金谷拓実選手が見事優勝致しました。

 2位には加須市立大利根中学校3年の中島啓太選手、3位には大阪学院大学3年の石徳俊樹選手、4位には埼玉栄高等学校2年の坂本雄介選手が入りました。尚、金谷選手は最年少記録をも、更新する事と成りました。2004年に李東桓選手が達成した17歳92日の記録を、17歳51日として41日短縮しました。

 今大会は100回記念大会として、通年32名にて争われるマッチプレーですが、今大会に限り倍の64名で戦われました。マッチプレーに残る選手の低学年化は、いつ頃から始まったのかは定かでは有りませんが、正しく今大会もその様な大会と成りました。その選手の構成は、下記の通りです。

  • 中学生_3名
  • 高校生_21名
  • 大学生_28名
  • 中高生、或いは学生では無いものの17歳から21歳までの選手_6名
  • 20代後半・30歳未満の選手_2名
  • 36歳_1名
  • 37歳_1名
  • 44歳_1名
  • 46歳_1名

 36歳以上のいわゆる社会人と言われる4名を除くと、60名までが20歳代までの少年や青年です。これは今更述べるまでも無い事とは思いますが、日本アマの様な大会では、社会人の趣味と言う様なレベルでは立ち行かない事を表しており、日常的に数時間練習出来る環境を求められていると言えます。

 競技人口の若年化が進んでいる事を、今大会出場者の年令構成からも理解出来るのですが、この事はゴルフの裾野が拡大して行っている現象と共に、大人の社交としてのゴルフとは別次元で、スポーツとしてのゴルフが着実に社会に定着しつつある事を物語っている様に思えます。

 因みに今大会に於ける64選手の中で所属クラブが有る方、いわゆるゴルフ会員権を取得し会員に成っている選手は45名でした。