千葉県の我孫子ゴルフ倶楽部では、2015年9月より入会申請に関し、事前審査方式へ変更する事を、2015年5月下旬に関東ゴルフ会員権取引業協同組合へ連絡して来ました。これは2015年4月24日開催の理事会に於ける決定事項との事です。
現在同倶楽部では、入会申請に当たり入会希望者ご本人が、譲渡者の株券など一式と入会書類を整えて、一括して提出する必要が有るのですが、この方式を改めるものです。株券を取得する事無く、事前に入会審査を受ける事が出来る様になるのです。この手続きを経て入会が承認された場合、半年以内に市中より株券を取得して、提出すれば良い事に成ります。
この様な審査方式を採用している関東エリアのクラブは、我孫子ゴルフ倶楽部以外下記の通りですが、関東甲信越に於ける809会員権を全て調査した訳では無く、会員権価格の高額クラブを中心に確認した内容ですので、もれは有るものと思います。
- 武蔵カントリークラブ(埼玉県)
- 狭山ゴルフ・クラブ(埼玉県)
- 高坂カントリークラブ(埼玉県)
- 多摩カントリークラブ(東京都)
- 横浜カントリークラブ(神奈川県)
- 大利根カントリークラブ(茨城県)
- 京葉カントリー倶楽部(千葉県)
我孫子ゴルフ倶楽部では審査方式が変更に成る事により、入会希望者のリスクが軽減される事は当然予想されるものの、審査側からすればより厳格な審査に臨める事に成ります。ある意味入会審査で落とされる方が、増える可能性もあると言えます。
ゴルフ会員権価格は大味です。それは流通量が少ない事に大きく基因しているのですが、入会審査方式が変われども、安いと思われる時期に会員権を取得してしまうのが、人のつねの様に思われます。たとえ承認が下りて無くとも。
その様な場合は、如何なる結果に成ろうとも、やはり自己責任と言う事に成るのでしょうが、会員権購入時に会員権業者とのしっかりとした打ち合わせは、必須と言わねば成りません。