福岡県福岡市の福岡カンツリー倶楽部を舞台にして、2015年4月14日から15日の二日間にかけて戦われたステップ・アップ・ツアー(ラシンク・ニンジニア / RKBレディース)に於いて、アマチュアの新垣比菜(興南高2年)さんが初出場初優勝を達成致しました。アマチュアがステップ・アップ・ツアーで優勝するのは、2010年の高橋恵さん、2014年の堀琴音さんに続き、新垣さんで3人目と成りました。
プロとアマ108名が参加して戦われた本大会初日に、新垣さんは1アンダー単独1位と成り、最終日は1オーバーとするもののトータルイーブンにて初優勝を遂げたのです。トップと4打差二位タイには、吉野茜、柏原明日架の2選手が入り、5月15日から開催されるレギュラーツアー・(ほけんの窓口レディース)への出場権を獲得しました。
優勝した新垣さんは、次の様なコメントを残しております。点線内はコメントの一部です。
風が強くて難しかった。 ショットはブレてたけど、パットが入ってくれてよかった。 ハーフの時にボードを見て(2打差で)やばいなって焦ったけど、インの方が難しいってわかっていたので、みんなも伸ばすのは難しいかなと思っていたし、我慢しとけば大丈夫かなって思った。 「(株)エムシーピーアール/弘重氏より日本ゴルフジャーナリスト協会へ送られてきた記事より抜粋」
ツアー最終日は新垣さんのお母さんの誕生日でもあり、大きな喜びの一日に成った事と思います。
新垣さんは並み居るプロを押しのけて初優勝を飾った事に成りますが、プロが弱かったのでは無く、アマチュアのレベルがアップしており、全国至る所に新垣さんの様な才能を忍ばせた人材が、芽を出してきていると言えるのでは無いかと思われます。
ここに男子をしのぐ女子の人気の高さが、潜んでいる様に思われるのです。注目株である人材が、また一人出て来ました。