2015年3月31日東京地裁へ民事再生法の適用を申請した千葉県の(株)スカイウエイカントリー倶楽部は、4月6日に同地裁より再生手続き開始決定が出ました。これは(株)アコーディア・ゴルフをスポンサーとした、プレパッケージ型の内容です。
この度の経営会社役員による会員・債権者を無視した一方的な、身勝手な民事再生手続きに対して、会員・債権者の怒りは反対運動として多くの同志を結集させました。2015年4月17日140名にのぼる会員・債権者は、東京都千代田区一ツ橋の日本教育会館へ結集し、「スカイウエイカントリー倶楽部の再建を考える会」を設立したのです。
世話人会代表へ選出された会員の平井満氏は、(本日、ここに集まられた皆さんが世話人です。スカイウエイを自らの手に取り戻すまで、がんばりましょう!)と檄を発し、会場からは惜しみない拍手の嵐が湧き上りました。
ここに闘いの火ぶたが切って下ろされたのです。
この戦いを支援する弁護士軍団は、清水直、御山義明、満田繁和、萩谷麻衣子各氏の他4名、合計8名で構成されすぐさま法的対抗手段を講じて行くとしております。当然それは会社更生手続きをもって闘うとしており、弁護士軍団の多くは既に千葉県の浜野ゴルフクラブの再建に於いて、その実力を発揮済みであり、理不尽なこの度の民事再生手続きに対して清水直弁護士は(会員・債権者に勝算有り)とたからかに宣言したのです。
会場には浜野ゴルフクラブでの苦しい闘いを克ち取った清藤氏も駆けつけ、応援のメッセージは会場を埋め尽くした会員・債権者を、鼓舞する内容と成りました。
質疑応答の時間では、質問の一つに年会費支払の件が有りました。当該クラブの年会費は、4月から翌年3月までを1年間としており、既に2015年4月分からの年会費が新たに発生しているのですが、弁護士曰く(支払わずに静観しましょう。未納状態で不利益は無いですよ。)との事でした。これも闘いの一戦法との事です。
この設立集会を取材させて頂き感じた事は、(この闘いは勝てる)と言う確信に満ちたものです。熱き中にも皆さんが発っする穏やかな口調での語りを聞いて、闘いを継続出来ると感じたのです。激高する方は皆無でした。感情に流されていない事が、最大の勝利へ導く要因で有ると観て取れたのです。尚、会員の方々の連絡先は、下記との事です。
- 清水直法律事務所
- 〒104-0028
- 東京都中央区八重洲2-2-12 八重洲2・2ビル 5Fから6F
- TEL 03-5202-0585