2015年第80回日本オープンは予選会・ドリームステージを実施

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 2015年度日本オープンゴルフ選手権は、記念すべき第80回目を迎える事に成ります。開催日程は10月15日~18日までの4日間、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部・東コースを舞台にして、参加を承認されたプレーヤー120名が頂点を目指します。

 ところで今大会より新たな予選会として【ジャパン ドリーム ステージ】が、設けられる事に成りました。このジャパン ドリーム ステージは、JGA/USGAハンディキャップインデックスを有しているアマチュアゴルファーで有れば、年齢、性別、在住地区を問わずに参加出来る予選会です。試合会場は下記の通りです。

  1. グランディ那須白河ゴルフクラブ<5月21日(木)>
  2. 我孫子ゴルフ倶楽部<6月2日(火)>
  3. 茨城ゴルフ倶楽部<6月4日(木)>

 但しこのジャパン ドリーム ステージから直接本戦へ出場出来る訳では無く、ここから選出された30名?90名が関東三地区で開催される地区予選へ進む事が出来ます。地区予選会場は下記の通りです。

  1. 浜野ゴルフクラブ<7月14日(火)>
  2. 東松苑ゴルフ倶楽部<7月22日(水)>
  3. 大洗ゴルフ倶楽部<7月28日(火)>

 更にこの地区予選から選出された40名~80名が、144名で争われる最終予選会へ進む事が出来ます。大利根カントリークラブ・東コースで8月11日、12日の二日間に渡り開催される最終予選会では、20名~30名が選出され本戦へ出場する事に成ります。この度の日本オープン開催へ向けた、主催者である公益財団法人日本ゴルフ協会(以下JGA)が変更した大きな特徴は、3点有ると言えます。

  1. アマチュアゴルファーが日本オープン出場へ向けたシステムを明確にした事
  2. 日本プロゴルフ協会のティーチングプロ会員へ門戸を開放した事
  3. 参加資格の一要件としてオフィシャルワールドゴルフランキングを初めて採用した事

 この度のJGAによる日本オープン出場システムとその資格改革は、より同選手権をナショナルオープンに相応しいものへと、昇華して行く一歩に成るものと思われます。今後益々ゴルフは世界的規模で語られる様になり、世界へ向けた発信力も又問われています。

 世界の多くの選手が参加したく成る様な選手権に成らなければ、日本は孤立感を深めるでしょうし、日本で一番に成った選手の地位も低く、世界のトーナメントへ出場する機会も減少して行くものと思われます。