藤井義将プロが2015年2月26日午前6時59分、福岡県の香椎原病院にて、心原死によりお亡くなりになられました。85歳でした。通夜・告別式は家族葬にて執り行い、2015年3月22日に福岡県福岡市博多区のホテルオークラ福岡にて、お別れの会を行うとの事です。
藤井氏は1929(昭和4)年7月1日生まれで、福岡県のご出身でした。PGA入会は1951(昭和26)年1月1日で、通算23勝をあげております。主だったトーナメント優勝記録は、下記の通りです。
- 1971年 日本オープン
- 1979年 日本プロシニア
- 1980年 日本プロシニア
- 1980年 関西プロシニア
- 1981年 関西プロシニア
- 1982年 関西プロシニア
- 1984年 関西プロシニア
1974年から1988年までは日本プロゴルフ協会の理事を務めると共に、1983年から1988年までは関西プロゴルフ協会の副会長をも務めておりました。又、1989年には日本プロスポーツ功労賞、2003年にはスポーツ功労者文部科学大臣顕彰を受賞されておりました。
藤井氏の精悍な風貌から(玄海の荒法師)なる異名をもらい、存在感も際立っており選手としても大変活躍されたのですが、人材育成にも大きな力を発揮されました。プロゴルファーを目指していた尾崎将司、後のジャンボ尾崎選手も藤井氏の指導を受けた一人です。藤井氏は其の他上田鉄弘プロ、秋富由利夫プロ、友利勝良プロ、藤池昇龍プロなどを輩出されました。
1959年10月から1965年10月まで、埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部にも契約プロとして在籍され、関東のプロにも大きな影響力を発揮されました。謹んでご冥福を祈りたいと思います。