2015年2月16日午後2時より、東京の日本橋三越本店に於いて、第三回日本プロゴルフ殿堂入り式典が開催されました。式典では先ず一般財団法人日本プロゴルフ殿堂理事長である松井功氏の主催者あいさつが有り、続いて来賓として公益財団法人日本プロスポーツ協会会長である島村宣伸氏、(株)三越伊勢丹ホールディングス代表取締役会長執行役員石塚邦雄氏の挨拶があり、格調の高さを醸し出しました。
この度の顕彰者は、レジェンド部門として石井朝夫氏と陳清波氏、プレーヤー部門から杉原輝雄氏と岡本綾子氏の合計4名です。プレゼンターには、松井功、倉本昌弘、小林浩美、樋口久子の4氏が務めました。
残ながら石井朝夫氏はインフルエンザと言う事で、更に岡本綾子氏は昨年来からの体調不良との事で欠席と成ってしまいましたが、お二方から届いたメッセージは、感謝の念の強いもので、来場者の心に残るものでした。又、杉原輝雄氏は既に鬼籍に入られている関係から、顕彰者の出席は実質陳清波氏のみと成ったのです。式場は約120席の関係者席と、その後部には約30におよぶ一般席が有り、それを取り囲む様に報道関係者が陣取り、三越本店の特設ステージは熱気を帯びておりました。
日本に於けるプロゴルファーの誕生は、1892年に兵庫県で生まれ、1920年に舞子GCでプロに成った福井覚治氏であると言われているのですが、東京オリンピックが開催される2020年は、まさしくプロ誕生100年目を迎える事に成ります。多くのプロゴルファーが造って来た土台無しに、今日は無いのだと実感させられた一日でした。