2015年1月14日に一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(以下LPGA)のサーバーへ不正アクセスが有り、一部情報が抜き出された事を、1月16日にLPGAは公表致しました。流出した情報は約2万点に及ぶ写真データであり、管理されていた個人の住所、性別、生年月日、電話番号、クレジットカード番号、金融機関の口座情報などの流出は確認されていないとの事です。
この事件に対してLPGAは、ただちに外部からの侵入経路を遮断すると共に、副会長である鈴木美重子氏を委員長とする調査委員会を即立ち上げて、調査に乗り出しました。尚、LPGAの管理システムは、LPGAのオフィシャルシステムパートナーである日本ユニシス(株)が、関与して開発されたものでは無いとの事です。
事件発生から3週間近く経過したのですが、LPGAからの情報流出2次対策_犯罪対策に関する公式発表は、本日現在確認出来ません。当該事件の調査に時間がかかる事は理解できるものの、今後この様な事態を防止する為に、いかなる対策を検討中で有るか、と言うアナウンスが聞こえてこないところに、もどかしさを感じてしまいます。
時間の経過と共にLPGAの有力なメッセッージが無いと言う事は、事件を風化させる危険性も有り、犯人への警告にも成りません。(声に出しませんが、水面下ではこんな事をしていますよ)的なスタンスは、現在では受け入れづらくなっているのではないでしょうか。
不正アクセスや不正コピーは犯罪で有り、断固たる処置を取る的なメッセージを、発して欲しかったと思います。