広島カンツリー倶楽部の会員募集終了

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 広島県の名門コースである広島カンツリー倶楽部では、正会員の補充募集を順調に終了致しました。同倶楽部では、2014年11月1日より同年12月30日までの2ヶ月間、正会員の補充募集を若干名に限り行っておりました。これは2015年が同倶楽部創立60周年を迎えるに当たり、その記念事業の一環として行われたものです。募集概要は下記の通りです。

個人正会員 6,156,000円(税込)
会員家族会員 4,699,998円(税込)
法人正会員2名記名 12,312,000円(税込)

 費用的には上記以外に、月割りでの年会費が必要でした。又、募集口数は若干名としておりましたが、20名を上回る程の結果を得られており、盛況だったと言えます。

 同倶楽部の特徴は預託金が無い事です。これはこの度の募集に限った事では無く、既存の会員権に於いてもそうであり、制度として無いのです。ですからこの度の募集に関して言えば、募集金額は全額入会金と言う事に成ります。更なる特徴は、証券が無い事です。預託金の無いクラブは近年増加して来てはおりますが、会員権の流通性を鑑み、会員証券を発行するケースが一般的と言えます。しかし当該倶楽部では、発行しておりません。

 市場に於ける当該会員権の売買は、名義人の印鑑証明書とメンバーズカードを整えて、倶楽部所定の用紙に名義人が署名捺印する事で、譲渡要件を整えられます。信頼関係が無ければ成立し無い様な、まさしく会員資格売買の原風景を垣間見る、その様な取引形態と言えます。

 この度の募集は至極順調でした。夏以降、会員権市場に於ける当該倶楽部会員権の売却案件が少なく、入会希望価格はジリ高か状態でしたから、結果もうなずけるものと成りました。