千葉県の鎌ヶ谷カントリークラブでは、2015年1月より年会費を値上げ致しました。2012年1月に一度値上げしておりましたので、この度は短期間での値上げと言う事に成りました。 概要は下記の通りです。
- 40,000円(税別)⇒50,000円(税別) 正会員
- 33,000円(税別)⇒40,000円(税別) 平日会員
- 23,000円(税別)⇒30,000円(税別) 週日会員
- 23,000円(税別)⇒30,000円(税別) 地方会員
正会員が1万円、その他の種別に付いては、7,000円値上がりした事に成ります。例えば正会員数は、2014年12月末で約3,000名ですから、この度の値上げで約3,000万円の収入増加に成ります。年会費の長期滞納者は、1%未満と言われております。この数字は会員の特殊事情によるものと考えられますので、ほとんどの会員はクラブの決議を了解して、協力的であると結果的には理解する事が出来ます。
当該クラブの会員数は、現在減少してきております。その主な理由は預託金償還による退会が、進んでいる為です。通常18ホール1,500名ほどの倶楽部を例とした場合、年間約4%の退会者が出ると言われております。この退会者は新規入会者との入れ替わりで、会員数が減少していく事は少ないのが一般的です。
しかしながら鎌ヶ谷カントリークラブのケースでは、この退会者を名義書換で吸収出来ない点が、クラブの弱点であると言えます。如何に会員権市場に於ける会員権価格を、上げる事が出来るかこの点が課題なのです。例えば預託金額よりも市場価格が高ければ、退会に当たりクラブへ償還請求する会員は、少なくなる訳ですから、会員数の減少は無く成る事に成ります。