2014年8月7日より10日までの4日間開催された第96回全米プロゴルフ選手権の優勝者は、Rory Mcllroy選手でした。最終日3アンダー、トータル16アンダーで2位のPhil Mickelson選手に1打差をつけ、同大会2度目の優勝と成りました。2014年7月の全英オープン優勝に次ぐ、メジャー連続優勝と成り、メジャーの通算勝利数を4としました。
同選手は初日5アンダーで4位タイ、2日目は4アンダー・トータル9アンダーで単独首位、3日目は4アンダー・トータル13アンダーで単独首位、そして最終日、Phil Mickelson、Henrik Stenson、Rickie Fowler選手が猛追する中で見事優勝しました。
全米プロゴルフ協会(PGA OF AMERICA)主催による今大会へは、日本から松山英樹、石川遼、小田孔明、谷原秀人の4選手が参戦したのですが、決勝へ進出したのは松山、小田の2選手でした。両選手の結果は、松山選手が3アンダー36位タイ、小田選手が2アンダー41位タイでした。
今大会が開催されたアメリカ・ケンタッキー州ルイビルのバルハラGCは、全長7,458ヤード、Par71のコースで設計家はジャック・ニクラスです。TVで見るだけでも日本のコースとは全く異なったレイアウトや風景で、日本でこの様なコースを探す事は、不可能なのではないかと考えさせられてしまった4日間でした。