2014年度日本アマチュアゴルフ選手権覇者は小木曽喬選手

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 2014年度(第99回)日本アマチュアゴルフ選手権競技覇者は、高校生の小木曽喬選手にその栄冠が輝きました。

 2014年7月8日より12日までの5日間、宮城県の利府ゴルフ倶楽部に於いて、総勢141名の選手が参加し、第99回日本アマチュアゴルフ選手権競技が開催されました。7月10日にはマッチプレー形式にて1回戦、2回戦が行われベスト8が選出されました。11日金曜日には準々決勝、準決勝が行われ小木曽喬、比嘉一貴の2選手が勝ち残り、翌12日日曜日は2選手による36ホールによる闘いと成ったのです。

 決勝日当日一進一退の激戦を制したのは、小木曽喬選手でした。34ホール目まではオールスクエアの状態ながら、35ホール目に痛恨のボギーをたたいた比嘉選手に対して、この1UPを最後まで守り切った小木曽選手に栄冠が輝いたのです。

 小木曽喬選手は1997年3月生まれで、福井工業大学付属福井高等学校3年の現役高校生です。小木曽選手はこの日17歳と115日目を迎え、かつて最年少記録と成っていた中嶋常幸選手の18歳9ヶ月と言う記録を更新する事と成りました。この記録は日本人最年少優勝記録では有るものの、2004年に韓国の李東桓選手が樹立した、17歳3ヶ月と言う記録には及びませんでした。

 小木曽選手の最近の戦績は下記の通りです。

  1. 2014年 岐阜オープンクラシック16位タイ(ベストアマ)
  2. 2013年 中部高等学校ゴルフ選手権春季大会(優勝)
  3. 2013年 中部アマチュアゴルフ選手権(優勝)
  4. 2013年 中部高等学校ゴルフ選手権(優勝)
  5. 2012年 北陸三県ゴルフ新人大会(優勝)

 尚、小木曽選手の目標選手は、2011年12月にツアープレーヤーへ転向し、20歳96日でアジアパシフィックパナソニックオープンに優勝した川村昌弘選手との事。小木曽選手は日本ゴルフ界で将来を嘱望される一人として、活躍が期待されます。