間もなく太平洋クラブ会員権の名義書換が開始されます。この状況を受け(株)太平洋クラブから、関東ゴルフ会員権取引業協同組合員宛てに案内状が交付されたのですが、この書面によれば2012年11月~2013年8月までの10ヶ月間に於いて、名義書換件数が1,600件余に達した事を報告しております。単純に1ヶ月間に160件の取り扱いが、有った計算になります。
その当時の名義書換料は、下記の通りでした。
- 太平洋クラブの名義書換料は、時期により75万円と100万円の2種類。
- 太平洋アソシエイツ正会員は、60万円と80万円の2種類。
- 太平洋アソシエイツ平日会員は、30万円と40万円の2種類。
この数値の単純な平均値は、641,666円と成ります。更に単純に、この数値に1,600件をかけた場合、1,026,665,600円と言う値が得られます。会員権の名義書換料のみで、約10億円の収入が有ったことになります。
この様な好結果を得る事が出来た、当時の管財人は永沢弁護士でした。管財人は太平洋クラブ運営のランニングコストを吸収する為に、会員権の名義書換業務が必須であるとして、法的申請以降停止していた名義書換を復活させました。管財人の手腕が、発揮された内容でした。