富士カントリークラブに於ける来年4月以降の新名義書換料

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 静岡県の富士カントリークラブは、名義書換料の減額キャンペーンを、2014年3月31日を持って終了致します。2014年4月1日以降は、新要項へ変更するとしております。概要は下記の通りです。

< 正会員の名義書換料と入会保証金 >

  • 80万円(税別)+30万円⇒一般譲渡
  • 40万円(税別)⇒相続・生前贈与
  • 30万円(税別)⇒法人記名者変更

< 甲種平日会員の名義書換料 >

  • 60万円(税別)⇒一般譲渡
  • 30万円(税別)⇒相続・生前贈与
  • 20万円(税別)⇒法人記名者変更

 2014年4月以降の上記改定内容を見た場合、大きな変更点は正会員に於ける入会者の負担金が増える事です。入会保証金制度が復活し、新たに30万円が負担増と成ります。

 2013年1月以降会員権市場では当該クラブ会員権の売却案件が多く、買い希望を見る事は皆無の状態で、今日2013年12月下旬を迎えております。価格的にはほとんど無いに等しい状態です。月によっては多少売り物が少ない時期もありますが、一年間を通じて10件前後の売り物が有り、時には15件前後にも及んでおります。

 それでもゴルフ場では名義書換件数があるとの事ですから、消化しても消化しても消化しきれていない現状なのだと思われます。この様な状況は経営体制に対する、或いは名義書換システムに対する、所謂会員からのイエローカードにも等しく、会員契約を解除して一旦避難したいとの思惑の表れだと言えます。

 当該会員権価格は少なくとも100万円前後の価格帯へ上昇する事が望まれますし、会員の資産価値が毀損された状態を、いち早く脱して頂きたいものだと思わざるを得ません。