埼玉県の飯能グリーンカントリークラブでは、2013年10月1日より(新会員権選択制度)を発足致しました。新会員権選択制度の概要は、下記内容です。
- 平日会員は手続き手順を経て、正会員へ移行出来る事。
- 正会員は事務手数料の負担にて平日無記名権が付与される事。
平日会員は約300名在籍する中で、約260名が対象者です。平日会員が正会員へ移行する為には、名義書換料100万円と事務手数料12,000円、更に年会費として48,000円の合計106万円が必要に成ります。
上記100万円の名義書換料については、自らが平日会員として有している、会員権の預託金額から充当する事が出来ます。実質的な資金負担は、2013年10月時点での消費税5%を加味して、62,600円で済む事に成ります。
又、正会員は事務手数料12,000円と年会費12,000円の合計24,000円の負担にて、無記名の平日会員権が付与されます。無記名平日会員権とは、一代限りで正会員が退会時には、自動的に権利が消滅する資格です。正会員は約950名在籍する中で、対象者は約900名です。
この度の新会員権選択制度発足に当り、その大きな目的は、1.平日の集客対策と2.預託金償還対策だと言えます。当ゴルフ場の経営会社は、2005年7月に民事再生計画案が認可決定確定しておりますので、間もなく迎える2015年7月以降には、収益弁済型による退会会員への預託金償還が迫っております。
数年先に起こり得るで有ろう事態に対して、先手を打ちながら対処に当る、飯能グリーンカントリークラブ経営陣による新たなる政策が、どの様に機能して行くのか、その推移を見守りたいと思います。