茨城県の金乃台カントリークラブでは2013年10月より、毎月入会審査を行う事に成りました。これは2013年9月開催の理事会に於ける決議事項です。
理事会は奇数月(1月、3月、5月、7月、9月、11月)の年6回開催されます。この点はこの度の理事会に於いても変更の無い点ですが、かつて入会審査はこの理事会での審査と言う事になっておりました。
しかしながらこの隔月での入会審査と言う体制は、様々な弊害も有りました。例えば入会希望者を待たせてしまう事、例えば譲渡人の印鑑証明書の有効期限が、理事会審査時点で3ヶ月以内で無ければならないと言う事から、ケースによっては何度も譲渡人に印鑑証明書の取り直しを、依頼しなければならないと言う点です。
当該クラブの会員権を取り扱う会員権業者サイドからすれば、得られる取り扱い手数料に対して、業務の負担感が大きく、出来ればあまり取り扱いたく無いと言う、いわば逃げ腰の姿勢になり勝ちなクラブ会員権で有った様に思われます。この度の改革は、より新規入会者へ配慮した内容に成っており、この改革によりよりクラブが活性化する事と思われます。
形式主義に陥る事無く事実を良く観察し、浮かび上がって来る本質からどの様な対策が必要なのか、そして変わって行けるのか、この点がとても大切だと言えるのではないでしょうか。