埼玉県の日本カントリークラブは、2012年11月に開催された理事会に於いて、入会条件を緩和する事を決議致しました。緩和した内容は、下記の通りです。
- 入会年齢を35歳から30歳へ引き下げ。
- 他クラブ在籍条件を撤廃。
- ハンディキャップ保有条件を撤廃。
この度の緩和措置により、若干、入会が促進されるであろう事は予測出来ます。しかしながら、あくまでも入退会の促進と言う点を、大きなテーマとして捉えるならば、その阻害要因である本丸に対しての切り込みは、あまいと言わざるを得ません。
当該クラブ会員権を流通促進させる為には、法人名義の切り換えを緩やかにする事、この点に尽きるのではないでしょうか。現行規定からは、個人会員を減少させて法人会員を主体にした運営にしたい、と言う目論見を読み取る事が出来ます。この問題に対して、コペルニクス的転換無くしては、前進もまた無い様に思えます。