群馬県の旧・サンフィールドゴルフクラブ会員名簿を利用した、詐欺的行為が頻発しております。関東圏の各消費者センターには、旧・サンフィールドゴルフクラブ会員より、この件に関する多くの問合せが寄せられております。
この状況に付いてゴルフ場所在地であった、群馬県最寄の警察署に於いても把握されております。警察署の担当者に拠りますと、実際に事件として被害届を受理したケースは、未だ発生していないとの事ですので未遂状況と言えます。実際にどの様な内容で有ったか、編集長が旧会員の方より伺った話を、簡単に再現してみたいと思います。
- 旧会員は、旧サンフィールドゴルフクラブを経営していた日野企画(株)を名乗る男性より電話を受け、旧経営会社の破産配当金が、170万円有る事を知らされる。
- 旧会員は、(配当金を受け取る様、申請してください)と電話の男性に催促され、その為には弁護士か代理人を通じて手続きする様案内された。
- 旧会員は、弁護士を利用すると20%から30%の手数料を取られるので、代理人を通じるのが良いと誘導され、電話の男性より代理人を紹介される。
- 旧会員は、指定された代理人へ連絡を取ってみると、代理人曰く(旧ゴルフ場会社へ申請する為には手数料がかかる事、その為に金を40万円購入し、その預り証を私へ預けさせて下さい)との事。
- 代理人曰く(金の預り証で金をを売却すると46万円に成る、元金である40万円を旧会員へ返却するので、差益の6万円が代理人の手数料と成る)との事。
この度の騒動による被害実態は不明です。