第77回日本オープン覇者は久保谷健一選手

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 2012年10月11日より14日までの4日間開催された第77回日本オープンゴルフ選手権競技は、8オーバーにて久保谷健一選手が初優勝致しました。久保谷選手は先に8オーバーにてホールアウトするも、トップを走っていたのは後続組みでプレーしていたJ・パグンサン選手でした。

 J・パグンサン選手は最終日最終ホールに近づくに連れバタつき、一時は久保谷選手とのプレーオフも視野に入りつつ有りましたが、17番ショートホールでのダブルボギー、18番ボギーで遂には自滅してしまったのです。

 久保谷選手は多くの選手が難コースに手こずる中、初日3オーバーの9位タイ、2日目は2オーバー、トータル5オーバーの3位タイ、3日目は4オーバー、トータル9オーバーの単独6位、最終日は1アンダー、トータル8オーバーと大崩れする事無く安定したゴルフでした。久保谷選手は昨年の日本オープンに於いても、優勝を争うプレーオフを戦っており難コースに強い選手です。

 この度の日本オープンは、沖縄県で初めて開催されました。1972年に日本へ復帰した沖縄県は、2012年の今年に40周年を迎えると言う記念の年でも有りました。開催コースの沖縄ゴルフ倶楽部は、地元選手の宮里兄弟をして(普段とは全く違ったコース)と表現する様に、難易度が高いコースへとセッティングされたのです。最終日最下位タイ2選手のスコアは32オーバーでした。

 尚、来年の第78回日本オープンゴルフ選手権競技は、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部東コースで開催されます。