つつじヶ丘カントリー倶楽部17番ホールにて2月12日に火事発生

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 栃木県のつつじヶ丘カントリー倶楽部の17番ホールにて、2012年2月12日に火事が発生し、5時間後に鎮火致しました。プレーヤーによるタバコ火の不始末とみられます。足利消防本部によれば、12時55分頃に発生した火事を地域住民が発見し、その通報(13時10分)により発覚したとの事です。当初は1m四方の小さな火事を、ラウンド中のプレーヤーが発見したのですが、コースは携帯電話の通じ難いエリアであり、通報が遅れた様です。

 消化活動には、消防署職員約180名、消防防災ヘリコプター2機が出動し、鎮火に当りました。栃木所属のヘリコプター・オールリは17回消化活動に当り、9,200リッターの消化剤を散水致しました。又、埼玉所属のヘリコプター・荒川2は、8回出動し4,250リッターの消化剤を散水したのです。

 当日、この地域には乾燥注意報、火災気象注意報が出されておりました。具体的には、気温7度、湿度53%、北西の風6メートル、天候は晴れと言う状況でした。幸にも人命に影響は無く、約3.6ヘクタールの山林等を焼失し、鎮火したとの事です。以前より(コース内での喫煙禁止)を提案して参りましたが、今更ながら当該事件をもって検証された事になる訳ですが、哀しい事実となってしまいました。喫煙行為を禁止すべき主な理由は下記の通りです。

  1. ラウンド中プレーヤー自身への悪影響。
  2. タバコ火不始末による火災の危険。
  3. 吸殻清掃に対するコース側重負担。

 この度の消化活動に当り、コース側の費用負担は無く、全て税金にて賄われるとの事です。