日本経済新聞の2012年2月15日朝刊は、日銀がインフレターゲットを設定した、と理解できる内容の記事で一面を賑わしました。同紙によると、2012年2月14日の日銀金融政策決定会合にて、追加緩和策を決めるとともに、(消費者物価上昇率1%が見通せるまで強力な金融緩和を推進していく)と、会合後の記者会見で白川総裁は述べていると、報じております。
又、この決定を受けて安住淳財務相は、(実質的にインフレ目標を設定されたものと受け止めている)とのコメントも掲載されました。
長きに渡りデフレに苦しめられて来ました。預託金会員制ゴルフ場、そのゴルフ場と不可分の関係を有するゴルフ会員権業界は、この怪物に立ち向かう術を持ち合わせておらず、特に会員権業界は、その日暮の状態では無かったかと言えます。
インフレ下でこそ、会員権は商品の輝きを放つものであり、流通が高まる礎だと言えるのでないでしょうか。いずれにしても、淡い期待感かも知れませんが、一筋の光明が見えて来た様に感じられます。