ロイヤルフォレストゴルフ倶楽部をノザワワールドが傘下に治める

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 茨城県のパブリックコースであるロイヤルフォレストゴルフ倶楽部を、(株)ノザワワールドが傘下に治めました。2012年1月30日の出来事です。

 茨城県の城里ゴルフ倶楽部、及び長野県のカワカミバレーカントリークラブをグループに持つ(株)ノザワワールドは、ルクセンブルクに本社を置く投資ファンドより、当該ゴルフ場を経営する(株)ロイヤルフォレストゴルフ倶楽部の株式を取得する事で、子会社化したものです。同日、(株)ロイヤルフォレストゴルフ倶楽部を退任した栗原義英氏に代わり、野澤康博氏が代表取締役へ就任致しております。

 当該案件は水面下でかなり話しが出ていたのですが、ウイークポイントは借地の問題でした。コースの大半を借地が占めており、その借地料が数千万円と言う金額は、ゴルフ場経営の足かせになる可能性が大きく、買い手側としては二の足を踏んでしまうケースが多かったと言えます。

 しかしながら、当コースの至近距離に城里ゴルフ倶楽部を有する野澤氏サイドにとって、シナジー効果が期待出来るこの度の案件は、コースの弱点をも凌駕する魅力があったのだと言えます。