ゴルフ界の重鎮である林由郎氏が、2012年1月2日に老衰の為に亡くなりました。89歳でした。1月27日生まれでしたから、まもなく90歳を迎えるところでした。
1938年に16歳にてプロ入りし、1948年の関東プロで初優勝しております。その後日本オープンを1950年、1954年の2度優勝しており、1949年、1950年、1956年、1961年の4度日本プロ優勝と言う輝かし実績を残しております。
一線で活躍するかたわら、後進の指導にも積極的に当り、青木功、ジャンボ尾崎、鷹巣南雄、海老原清治、福島晃子等一流プロを輩出しました。教え子は約80人に及び別称(我孫子一門)として、直接間接を問わず大きなグループを形成しました。氏の面倒見の良さ、親しみやすさから (オヤジ) とも呼ばれており、人柄がしのばれます。
編集長は1967~8年にかけて習志野カントリークラブでキャディのアルバイトをしておりました。中学生のお小遣い稼ぎでしたが、当時林プロを何度もお見かけし、その威風堂々たる姿が未だに忘れる事が出来ません。ご冥福をお祈りします。